デュタステリドが効くメカニズム
AGAの進行に関与する因子として、テストステロンから変換されるDHTが挙げられるとされています。デュタステリドは5α還元酵素Ⅰ型・Ⅱ型の両方を阻害し、DHTへの変換を抑制することで毛乳頭への刺激を減らし、脱毛の進行に働きかけるとされています。
デュプロストはデュタステリド0.5mgカプセルであり、半減期が長い成分とされています。服用間隔の調整を自己判断で行わず、医師の指示に従うことが推奨されます。
効果・有効性について
デュタステリドの有効性は複数の臨床試験で検討されており、一定期間の継続服用が前提となることが多いとされています。フィナステリドとの比較では、DHT抑制の強さに差がみられるとされる一方、副作用プロファイルには個人差があります。ミノキシジル外用との併用が検討される場合もあるとされています。
- 効果を実感できるまでに数ヶ月を要する場合があるとされる
- 服用開始後に一時的に抜け毛が増えることがあるとされる
- 服用を中止すると、効果が薄れ進行が再びみられる可能性があるとされる
副作用と注意事項
デュタステリドの主な副作用として性機能関連の症状が報告されています。発現頻度は低いとされていますが、服用前に理解しておくことが推奨されます。
性機能障害
性欲減退・勃起不全・射精量の減少などが報告されており、発現頻度は約1〜2%とされています。多くの場合、服用中止後に回復するとされていますが、個人差があります。
女性・小児・肝機能障害への注意
女性・小児・重度肝機能障害者は使用できないとされています。カプセル内容物への曝露を避け、破損した製剤の取り扱いには注意が必要とされています。
デュプロスト・フィナステリド・ミノキシジル外用の違い
| 項目 | デュプロスト | フィナステリド | ミノキシジル(外用) |
|---|---|---|---|
| 作用機序 | 5αR Ⅰ・Ⅱ型阻害(DHT抑制) | 5αR Ⅱ型阻害(DHT抑制) | 血管拡張・毛周期への関与が指摘される |
| 効果発現 | 3〜6ヶ月程度が目安とされることがある | 3〜6ヶ月程度が目安とされることがある | 3〜6ヶ月程度が目安とされることがある |
| 主な副作用 | 性機能障害(低頻度) | 性機能障害(低頻度) | 頭皮刺激、局所の多毛などが報告される |
| 投与方法 | 経口(1日1回・カプセル) | 経口(1日1回) | 外用(1日1〜2回) |
| 用途 | AGAの経口治療 | AGAの経口治療 | AGAの外用治療 |
よくある質問
- デュプロスト 添付文書(シプラ)
- 厚生労働省 医薬品情報
- 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」
- Finasteride in the treatment of androgenetic alopecia – NCBI/PMC